こんにちは!
わださんです(^^)
僕のブログサイトに来ていただいてありがとうございます!
やってきました!革靴の製法解説シリーズ第二弾
革靴ってそれなりのお値段がするので
一足買うのにも結構な勇気がいりますよね?(;´∀`)
事前の知識を全く入れずに清水ダイブをして
初めての本格革靴を買った僕が
これから本格革靴の購入を検討されている方に向けて
分かりやすくそれぞれの良さを
お伝えしていきます(*’▽’)
作り方でメリット・デメリットがあるので
知識を付けてから靴選びをした方が
納得の一足に出会えるはずです!
今回は「グッドイヤーウェルテッド製法」についてです(*´▽`*)
前提として革靴には色んな作り方がある
前提としてお伝えします(*’▽’)
「革靴」と一言で言ってしまうと簡単なんですが
実は革靴作りには色んな方法があるんです。
より長持ちするように
とか
より柔らかい履き心地になるように
とか
雨に濡れても大丈夫なように
とか
スタイリッシュに見えるように
とか
大量生産出来て安くお客様が買えるように
などなど・・・
目的に合わせて一番いい作り方があります(*´▽`*)
今回はその中でも
グッドイヤーウェルテッド製法
「永く大切に履く」という面で
本格革靴を購入するならば是非一足は持っておきたい製法の靴です!
グッドイヤーウェルテッド製法って何なん?
そもそも「グッドイヤー」って何なん?
ってところからなんですけど
前回のマッケイ製法と同様に
これも人の名前が由来です!
おもしろいですよね( *´艸`)
丈夫なゴムを作った発明家チャールズ・グッドイヤーさんの息子さんの
チャールズ・グッドイヤー・ジュニアさんが発明しました(´▽`)
「ハンドソーンウェルテッド製法」
という高級靴に用いる製法があるんですが
その名前の通り
「ハンド」=「手作業」で1から10まで仕上げる
なんとも手間暇のかかる作りなんです(;’∀’)
そこでグッドイヤー・ジュニアさんが
「何とか効率的に安定生産して
お客様にもっと安く提供できないか(´-ω-`)」と考えました。
そこで生み出したのがハンドソーンとほぼ同じ作りの靴を生産する機械でした!
グッドイヤー家は発明一家ですね(*’▽’)
特徴としては
インソール(中底)にリブテープという布製のテープをつけて
そこにアッパー(靴の本体)、ライニング(靴の内側の革)、ウェルト(ソールとアッパーをつなぐ革製の部品)をミシンで縫い付けていきます。
またまた図を描いてみました(*´▽`*)
下の図はトリッカーズなどのカントリー系のシューズに多いウェルトの形になっています。
このウェルトにすることで、より水が染み込みにくい構造になります。
ハンドソーンウェルテッドに近い履き心地と耐久性が再現された非常に優れた製法です!
「グッドイヤー製法」「グッドイヤーウェルト製法」「グッドイヤーウェルテッド製法」
などなど
いろんな呼ばれ方をしていますが、どれも同じ作りの靴を表しています(*´▽`*)
どれでも伝わるのでご安心を!
グッドイヤー製法のメリット
とにかく長持ち!!!※ちゃんと手入れをした人に限る
なんといっても寿命が長いというのがこの靴の良さでしょう(*´▽`*)
ただ、メンテを何もしないとすぐに履けなくなります!
具体的にはつま先、カカトなどの補強、補修をしっかりして
できるだけソール交換をするまでのスパンを長くすることが大事です!
使い込むほどに足に馴染む
グッドイヤー製法の靴は中物のコルクの層が厚いので
何度も履きこむとインソール(中底)が自分の足裏の形になってきます!
俗に「フットプリント」
というんですが
これがしっかりできてからが、良い履き心地のスタートです(^^♪
雨にも強い
構造上、水が侵入しにくい作りになっているので
よっぽどの大雨でない限り
靴下がビショビショ( ;∀;)なんて心配はありません!
グッドイヤー製法のデメリット
靴擦れとの戦いを覚悟すべし
本格革靴の登竜門と言ってもいい
靴擦れです。
ギャン泣きしますw
靴自体が重い
デメリットに入れてますが
履いてみると重さって気にならないです!
むしろ靴の重みによって足が「振り子」のように動くので
安定した歩行ができます(≧▽≦)
値段は高い
グッドイヤー・ジュニアさんが頑張ってくれましたが、
元はハンドソーンの高級靴です。
やっぱり簡単にホイホイ買える値段ではないです(ノД`)・゜・。
最低20,000円台後半からと考えていてください。
※スペインのバーウィックというブランドは20,000円台で買えるハイコスパブランドです。僕も愛用しています(*’▽’)
最後に
いかがでしたか?
グッドイヤー製法の靴の良さは
履くほどに自分の足に馴染んでいくということ!
自分だけに合う靴ってメチャクチャ愛着が湧きます(*’▽’)
もう夫婦みたいなモノですよ!
「永く大切に」という僕のテーマでは
ぜひ皆さんに体感してほしい感覚です。
まさに人生と共に歩むです。
素敵な一足を見つけてください!
それではまた!
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