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「コードバン」の靴のメンテナンスを勉強したいので自己投資したお話

革靴
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こんにちは!
わださんです(^^)

僕のブログサイトに来ていただいてありがとうございます!


「永く大切に」をモットーに靴修理職人を目指しています。


現在メンタル疾患でほぼ無職の僕ですが


少しでも靴に携わっていたいと思い、無料靴磨き」の活動をしています。


靴磨きと一言で言っても


靴を作る素材は数多く存在します。


スムースレザー
・オイルドレザー
・エキゾチックレザー
・コードバン
・スエード
・ヌバック
・ベロア
・エナメル
・合皮
・布

などなど他にも様々・・・(;’∀’)


お金をいただいているわけではないのですが


プロとしてやるならば、どんな素材にも対応できなければいけませんし


お客様の信用も得られません。


その為にも経験を積まなければなりません。


今は自己投資の時期です。


そこで「コードバン素材の靴」を人生で初めて購入しました。


金はねぇけど、愛と情熱ならある!」

未来の為にも日々、経験を積み上げていきますので


どうぞ応援のほどよろしくお願いいたしますm(__)m

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購入のきっかけ


序文でもお伝えしましたが


プロとして働くなら、

お客様のどんな悩みにも応えられなければプロではない


その為の必要最低限の勉強は今からでもできます。


仮に「路上で靴磨き」を始めたとしたら


良い靴を磨かせていただける機会も増えるでしょう。


しかし磨いたことのない素材には経験がないので対応できません(;’∀’)

特に「コードバン」は特殊な素材です。


現在、リワークセンターにて靴磨きの練習をしていますが


コードバンの靴の依頼はまだありません。。。

ならば自分で買うしかない!


と思い立ちました。


ただコードバンの靴は
「たけぇッ。。。。。( ゚Д゚)」


新品で購入すると日本製でも7~8万。

海外のモノだと15万程かかります(; ・`д・´)


希少な素材ですからね。。。

今の僕には買えません(ノД`)・゜・。


昔、おばあちゃんが言っていました。


「困ったときにはフリマアプリに頼れ!」


と。。。(フィクションです)


コードバンの靴を探しまくってついに見つけました(´▽`)

「オールデン」のチャッカブーツを購入しました


人生初の「オールデン」のコードバンでした(*´▽`*)


「いつかはオールデン」と思っていましたが


こんなに早く買うことになるとは思いませんでした。

購入したのはチャッカブーツ「1339」です。

5年ほど履き込まれた中古なのですが


以前のオーナーさんがかなり大切に履かれていて


メンテナンスがしっかり行き届いた状態で譲っていただくことができました。

ハーフラバーとビンテージスチールの最強コンビ
トップリフトも交換済みでメンテナンスがしっかりされていて、思いが伝わってきました。


以前、広島の「ラスタイル」で試し履きしていた経験がここで生きてくるとは思いませんでした。

ラスタイルにてチャッカブーツを試着していました(*´▽`*)

良いエイジングをした靴なので少し写真をアップします(^^♪

インソールのロゴはまだ綺麗な状態
コードバン特有のツヤとモコ皺
ホーウィン社「#8」カラーです
頑丈に縫い込まれています
ウェルトはかかとまで一周していて迫力のあるソール
ストームウェルトでしょうか?詳しい方ご意見お待ちしております。
オールデン定番のバリーラストです
USサイズの「7」ウィズは「D」です
シューバッグもロゴ入りです

オールデンとは?

http://www.aldenshoe.com/#&panel1-1


オールデンについて調べてみました(*´▽`*)

先ずは歴史について

オールデンは1884年、マサチューセッツ州ミドルボローの「チャールズ・ H・オールデンさん」によって設立された家族経営の会社です。

創業当時は一人の職人が時間をかけて作っていました。

1850年以降は機械化が進み、アメリカの靴産業が急速に発展したそうです。※生産性向上をパーセンテージで表すと500~700%アップというので驚きです(゜o゜)

機械の導入と同時に鉄道路線が拡張され、爆発的に需要も伸び、オールデンは売り上げも着実に伸ばしていきました。

1933年にチャールズさんは引退。

その後、経済は世界恐慌に突入します( ;∀;)

さらには第二次世界大戦という激動の時代を経験し、多くの靴の企業は衰退していきますが

オールデンはブレずに高級ドレスシューズを作り続けます。

この壊滅的な時期にオールデンが倒産しなかったのは

新たなビジネスとして医療用の「整形靴」に着目したからと言っても過言ではありません。

オールデンには「モディファイドラスト」という人気の木型が存在します。

それがまさに「医療用矯正靴」の名残です。

土踏まず部分ををグッと押し上げるような革新的な履き心地のラストを作り

ファッションとは違う分野で生き残る。

「ピンチの時にも新たな需要を見つけ出す」というのは今でも勉強になりますね(*’▽’)

「オールデン」と言えば「ホーウィン社のシェルコードバン」

https://www.leathercraft.jp/leather/color-leather/horween-chromexcel/list/

長い歴史を持つタンナー「ホーウィン社」

その中でもコードバンは世界トップの質の高さを誇ります。

約半年をかけてベジタブルタンニンでなめし作業をされたコードバンはしなやかで耐久性があります。

オールデンとホーウィン社は長い歴史をかけて、切っても切れない関係を築いています。

「履き心地の良い」グッドイヤーウェルト製法

オールデンは「徹底した履き心地」への追求。

それがアイデンティティと言っても大げさではないです。

機械やコンピューターも導入されながら、熟練した職人さんによる手作業もかかせません。

グッドイヤーウェルト製法のソールの中には松脂で練ったコルクがたっぷりと詰められ

永く履いていくうちに最高の一足に育っていきます(*´▽`*)

コードバンとは?

コードバンcordovan)は、農耕臀部から採れる皮革。主に革靴財布などに使用され、昨今では小物用素材としても普及している。臀部以外の比較的柔らかい部分は靴の内革に多く使用される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3

スペインの「コルドバ地方」が名前の由来という説もあります。

素材の強度は高いのですが

濡れると水膨れのような跡が出来てしまい、しかも治らない為、雨の日に履く方は少ないです(; ・`д・´)

分厚い皮の中からキメの細かい繊維部分を削りだして加工していることや、

生産される量も少ない希少性から

「革のダイヤモンド」と喩えられています(*’▽’)

繊維質が縦に並んだ単層構造の革で

細かな毛が超、超、超、密に縦に並んでいる図を想像してみてください。

最初はきれいに並んでいても使っていくうちにケバケバしてきます。

表面が荒れると毛羽立ちが目立ってきます(;’∀’)

その毛を寝かせるような特殊なケアがコードバンには必要になります(*´ω`*)

最後に


いかがでしたでしょうか?


今回譲っていただいた靴ですがあまりに綺麗なので

まだケアの余地がありません(;’∀’)


しばらく自分で履いてみて、ある程度したら


コードバンのケアの記事をアップします!

それではまた!

コメントお待ちしてます! 感想、疑問、質問お気軽にください。

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