こんにちは!
わださんです(^^)
僕のブログサイトに来ていただいてありがとうございます!
突然ですが「レストラン」には行かれたことありますか?
ジョイフルとかデニーズとかではなくて
『グランメゾン東京』に出てくるような高級レストランです。
僕は調理師専門学校を出ていまして
その頃は「世界一有名なシェフになる!(。-`ω-)」
と意気込んでいましたw
紆余曲折ありまして今に至りますが、この経験が無ければ
高級フレンチに行くなんて人生で一度も経験せずに死んでいたかもしれません(;’∀’)
そんなお店に足を運んだ時に気になるのが「マナー」
なんかマナーって怖いですよね?(;´∀`)
ドキドキしながら食べる料理なんて美味しくも何ともありません。。。
でも、マナーって難しくないです!
というか難しく考え過ぎなのです!
今日はソムリエっだった僕からのそんなお話です(^^♪
結論!「マナー」なんて気にするな!
今回の結論はコレです(。-`ω-)
細かいことは気にせず、自由にすればいいんです!
「えッ( ゚Д゚)」て思った方もいるかもしれません(´▽`)
気の知れた人と行く食事ならばリラックスして食べるのが一番です。
それで良いんです!
「イヤイヤ、最低限のことは教えてくれよ(;’∀’)」
と思う方もやっぱりいますよね?
ごめんなさい(;’∀’)
では次の項で紹介しましょう。
あえて言うなら「思いやり」を大切にしよう
マナーって何かって言うと
「思いやり」です。
何に対しての思いやりかというと、、、
・一緒に食事をする相手
・そのレストランのスタッフ
・周りのテーブルのお客様
・テーブルに出てきた料理
に対しての思いやりです!
思いやりがあれば、周りが気持ちが良いですし
自分も気持ちが良い。
ある程度社会経験を積んでいれば
「思いやり」って自然と身についているはずです。
なので、先ほどは自由にすればいいと言いました(´▽`)
具体的になにをすればいいの?
ではもう少し具体的な話をしていきましょう(*‘∀‘)
予約編
「思いやり」はレストランの予約の時から始まります。
あッ、レストランに行く際は絶対に予約をしてから行ってください(‘∀‘)
何故かというと
突然行って席が空いていないと一緒に来た相手に失礼だから。
突然の訪問で急に食材や仕込みの準備をさせてしまうのはお店に失礼だから。
です!
直前でもいいので確認の電話を入れてください!
コレだけは前提に覚えておいてください。
それを踏まえた上で、予約の際に伝えておくべきことを箇条書きにします。
①日時
②予約人数
③コース
④食材のアレルギーや苦手
⑤食事の目的
ここまで伝えておけば十分です 。
ココで重要なのは
食材のアレルギーと食事の目的です。
お店のスタッフの方は料理人もサーヴィスマンもお客様に対して
「自分たちはいったい何をしたら喜んでいただけるのか?」
というのを少ない情報の中から必死に考えます。
予約が入った瞬間からです(;´∀`)
絶対にアレルギーで救急車を呼ぶような大事を起こして
大切な食事の時間を台無しにしたくないのは当たり前です。
そしてその日の食事が誕生日なのか?記念日なのか?
何をしたらベストなのかを本気で考えています 。
「いや、普通の食事だけど(;’∀’)」
であるならそのまま「普通の会食です!」
と一言添えてあげてください。
それだけでもレストランにとっては有難い情報です 。
予約の当日
お店に行く際、どうしても都合で遅れてしまうこともあると思います。
そのときは早めにレストランに連絡をしておきましょう!
お店によっては入店の前から予約時間に合わせて
メインの肉をじっくりじっくりと焼き始めるこだわりがあったりもします。
連絡を入れるだけでお店のスタッフからの印象も良くなりますよ(‘▽’)
お店に入ったら
名前を聞かれて席に案内されます。
その時コートなんかはクロークで預かってくれます。
ケータイや貴重品は自分で持っておきましょう(^^♪
席に座るとき
お連れの方を先にイスに座らせてあげましょう(´▽`)
特に男性が女性にしてあげると株が爆上がりですw
高級店は座り心地の良い重たいイスを使っているところも多く
サーヴィスマンがイス引きをして座らせてくれます。
この時はそれに身を任せましょう(∩´∀`)∩
食事の前にトイレに行っておいて
席についたら、もしくはお店に入る前でも結構です。
トイレに行っておきましょう(^^♪
コース料理は何皿も出てきますので平均2時間ほどかかります。
そしてサーヴィスマンはベストな美味しいタイミングで料理を提供するために
あなたの食事のペースを遠くでチラ見しながらを観察しています。
お店全体の料理の進行をコントロールしているので
途中でお手洗いに立つとタイミングが狂ってしまうので割と大変なのです。
もちろん生理現象なので仕方ないです。
その時は一言声をかけておきましょう(´▽`)
あと女性に関してはパウダールームで少し口紅を落としておきましょう。
綺麗にメイクをした姿はとても素敵ですが
ワイングラスにべったり口紅が付いてしまったらちょっとみっともないです。
香水もレストランに行くときは香りの優しいモノにしましょう。
「香り」って人間が敏感に感じる感覚で
香水がキツイと料理もワインも美味しい香りが台無しですし
他のテーブルの方にまで香水が香るとその方からするといい迷惑ですよね(;´∀`)
ドリンクを注文
料理が出てくる前にドリンクのオーダーに来ます。
あまり予算が無くても出来れば何か一杯だけ注文してあげてください。
ビールでも、ミネラルウォーターでも何でも結構です。
オシャレなグラスに注がれるとそれだけで気分が上がります(∩´∀`)∩
ドリンクが出ると
簡単なメニューの説明やアレルギーの確認をされて料理がスタートします。
ココからは思いっきり会話と空間を楽しみましょう!
料理が出てきたら
話が盛り上がっていても料理が出てきたら一旦会話をストップして
料理の説明に耳を傾けましょう。
流れるような説明はウットリしますし
知らない食材や特別な調理法の話なんかはとても勉強になりますよ(^^♪
写真は撮っていいか聞いてみて
お店によっては他のお客様のプライバシー保護のために写真撮影がNGなお店もあります。
「お料理の写真撮ってもいいですか?」とサーヴィスマンに聞いてみましょう!
大抵のお店は快くOKしてくれます(*‘∀‘)
食事中
コース料理は食べ終えると次のお皿が出てきます。
逆を言うと食べ終わるまで次の料理は出てこないのです(´・ω・)
うっかり伝え忘れていたアナタの嫌いなトマトが入っていたらどうしましょう?
そんな時はこうしたらいいです(´▽`)
ナイフとフォークを斜めにそろえて置くだけ。
簡単です(´▽`)
細かく言うと、ナイフの刃は自分の方に向くようにしましょう。
それとナイフもフォークもお皿の中央に置いてあげると
サーヴィスマンが下げやすいので助かります。
反対に大好きなトマトを食べたいけどお手洗いに行きたくなってしまった(;’∀’)
そんな時はこうしましょう。
八の字にナイフとフォークを置いておく。
これだけです。
食事中はこの程度で十分です!
気を遣い過ぎるのは体に毒です(;’∀’)
お会計
お会計の時は
サーヴィスマンに目配せをして呼びましょう。
すぐに駆け付けてくれます!
テーブルチェックのレストランがほとんどです。
「美味しかった」とか「楽しかった」とか「ゆっくりできた」とか感想を言ってあげれば
スタッフはバックヤードでステップを踏んで喜びます(*‘∀‘)
ワインの注文は?
なんか緊張するワインの注文( ;∀;)
安心してください!
レストランに来るほとんどのお客様はワインにそれほど詳しくありません。
使えるフレーズは「ソムリエにお任せします」です!
予算や白・赤、味の好み、飲める量などを
ソムリエがあなたからヒアリングして最適なワインを持ってきてくれます。
お料理に合わせてグラスワインでも選んで出してくれます。
ポイントは「要望をしっかり伝えること!」
以上です(*‘∀‘)
服装は?
お店側からドレスコードを指定されることはほとんどないでしょう。
男性ならばジャケットを一枚羽織っておけば問題なしです!
極端に言えば裸か水着以外なら大抵入れてくれますw
自分の気分が上がる服を着ていきましょう(*´▽`*)
サーヴィスマンの気持ち
12年サーヴィスをしてきた僕みたいな人間からすると
お客様は神様とは思っていません(´・ω・)
お客様もサーヴィスマンも対等な立場だと思っています。
サーヴィスマンだって人間です。
ワガママは何でもありではありません。
態度の悪い方なら、こっちだって良い気分はしません( ゚Д゚)
だから「思いやり」なんです。
もう一つ言うとサーヴィスマンは優しくされると
お返しに物凄い優しくしてあげたくなって
調子に乗って色々サーヴィスしたくなります。※多分、僕だけではないはず(;’∀’)
例えば最初のシャンパン一杯とか
最後のデザートに一品追加とか
安いもんです(*´▽`*)
それでまた来てくれたら嬉しいですもん。
乗せ上手になったら得しますよ?( *´艸`)
ただ、決して見返りは求めてはいけません。
それはどちらの立場も同じです。
お客様自身の食べ方などについて、あれこれ口出しなんてしません。
あなたが今食事をしているテーブルはあなた自身のものです。
楽しく時間を過ごしていただけるのが一番なのです。
これがサーヴィスマンの気持ちです(´▽`)
料理人の気持ち
基本的に高級店の料理人は変人ですw
ビジネスライクな人間なら料理人なんてとっとと辞めているでしょう。
労働時間は長いのが当たり前。
食材もワインも仕入れは高いし
光熱費も人件費もバカにならない。
おまけにテーブルクロスのクリーニングや
備品の維持費だって毎日開けているだけでかさんできます。
正直、フレンチは店側からするとコスパ悪すぎです(´-ω-`)
それでも続けているのはお客様が
「美味しかった」と笑顔で伝えてくれるからです。
コースの中にもストーリーを考えながら構成を組み立てる姿は
まさにアーティストです!
「この料理のこんなところが良かった」と具体的に伝えてあげると
シメシメ( *´艸`)としたり顔をして喜ぶのが料理人ですw
正直、毎日一緒に仕事をするのは疲れますが
ストイックな人間が多いので
たまに会いに行って交流するのは面白い人種だと思います(∩´∀`)∩
だから「マナー」なんて気にするな(二回目)
分かってくれました?
「思いやり」ですよ!
大事なことなので二回言いました(´ω`)
宜しくお願いします。
最後に
いかがでしたでしょうか?
レストランの裏話なら
一日中語れる自信がありますw
今後もたまにワインや料理、レストランの記事をアップしていきますので
お付き合いください(*’▽’)
それではまた!
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